読書

カルチェ・ラタン/佐藤賢一

本当は「傭兵ピエール」が読みたかったのだけど 図書館に置いて無かったので借りてみました。 お正月にゆっくり読もうと思いつつ、気付いたら読了。 主人公のミシェルが、秀才ではあるけれど、 完璧な人間とは書かれていないのが魅力的。 西洋歴史が舞台なの…

意味がなければスイングはない/村上春樹

ノーベル賞、残念でしたね・・・。 せっかくなのでこの際、読んでなかった本を図書館で借りてきました。この本は基本的に村上春樹が気に入った音楽に対してとことん好きなだけ文章 書いているので下記アーティストを見て「気になる!!」と思った人は ぜひ読…

村上春樹氏もノーベル賞「候補」に

http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060927-95941.html フランツ・カフカ賞とオコナー賞の受賞おめでとうございます。 2004、2005年とカフカ賞の受賞者がノーベル文学賞を受賞しているのでかなり 期待されてますね。私も受賞できると思っ…

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する/佐々木俊尚

かなり話題になっているようなので読んでみました。 「ウェブ進化論」とよく並んで紹介されていますが 個人的には私も梅田氏のように楽観主義なので、 ウェブ進化論の方が面白かったかな。両方とも今読んでおいたほうがいい本。

ウェブ進化論/梅田望夫

今更ですが・・・やっと読了。 でもめちゃくちゃ面白かった。 はてな取締役、梅田望夫さんの新書。 CNETJAPANに連載していた「英語で読むITトレンド」は いつも面白くて、よく読んでいたので そんな感じの内容なのかな〜と思いながら読んでみました。 これから…

クレーの絵本/パウル・クレー 谷川俊太郎

パウル・クレーという画家がとても好きで 彼が描いた“忘れっぽい天使”は 葉書程度の大きさにしてなんとなく 机の上に飾ってあります。 ここ3年ぐらいはずっと置いてあって、 こんな一筆書きできそうな絵(失礼!)のどこが いいのか不思議ですが、シンプルだ…

復活の地/小川一水

レンカ帝国に大災害が襲い、その中で助かった セイオ・ランカベリーが国を救うために立ち上がる!! というSF小説。 かなり実際起こった震災などをベースに書かれているようで 災害に関する記述は真実味があります。 東京で直下型地震がきたら本当に同じよ…

半島を出よ/村上龍

最初あまりの上下巻の厚さ、重さ、値段を見て 買おうかどうか悩みました。 ただ北朝鮮という時事ネタテーマを取り上げて いるし、前評判もよいので思い切って購入。 いやー面白い!! 最近の村上龍はエッセイや短編ばかり書いてるイメージ ありましたがすっ…

地球のはぐれ方/村上春樹・吉本由美・都築響一

都築響一・村上春樹という組み合わせが意外ですが 都築さんと言えば鳥羽国際秘宝館を有名にしたお方。 国内のディープな場所をずばり探し当ててしまう 都築さんと村上さんの本が面白くないわけありません。 名古屋・熱海など場所は身近なところばかりだし 多…

バレエ入門/三浦雅士

最近になり突然小学校の頃よく上履きでつま先立ちをしていた自分を 思い出しました。当時の気持ちまではわかりませんが実は バレエに興味があったけれど、バレエなんてできるの? という周りの反応がこわかったり恥ずかしい気持ちが 先にあって習わなかった…

それでも人生にイエスと言う/V・E・フランクル

フランクルは「夜と霧」が有名ですがアウシュビッツでの生活を 書いたあまりに過酷な内容なので万人にはおすすめできないです。 アウシュビッツについて知ることは重要ですが知ってしまったら もう後戻りはできないような、そんな気分になります。 この本は…

星の王子さま/サン=テクジュペリ 岩波書店

最近再読してみたら子供の頃に読んだ印象と全然違いました。 大人の為の本。 昔は分からなかった花の気持ちがわかるようになりました。 いろんな解説本が世に出回ってますが 戦争当時の歴史的背景からのアプローチが面白かったです。 狩人の挿絵はヒトラーの…