2007年GW後半戦「コンフィダント・絆」を観る。
三谷幸喜作品、「コンフィダント・絆」を渋谷PARCO劇場で
観てきました。
http://www.parco-play.com/web/play/les/
出演者
中井喜一:スーラ役
寺脇康文:ゴーギャン役
相島一之:シェフネッケル役
生瀬勝久:ゴッホ役
堀内敬子:ルイーズ役
彼らは芸術家であるがゆえに、結束し、芸術家であるがゆえに、
憎しみ合い、芸術家であるがゆえにそれを隠した。
果たして芸術家たちの間に真の友情は成り立つのか?
(チラシより)
(以下ネタばれありなので観る予定のかた注意!)
美しいルイーズの気を引こうとみんなでだましあったり。
なかなか世間で認められないことにイライラしたり、嫉妬したり。
題名にもなっている「コンフィダント」とは芸術家のサポートをしてくれる人々の事を指すそうです。
最後に相島シェフネッケルが一緒に絵画を目指していく仲間だと思っていたのに才能がないと皆から打ち明けられ、自分が実は都合の良いコンフィダントだったことに気づくシーンがありますが号泣する寺島さんは圧巻でした。
名高い画家達の裏でシェフネッケルのような芽の出なかった多くのサポートしていた画家がいたことに焦点をあてていることは、表舞台に出てこないであろう私(観客側)はかなり共感できて、感動的!!
中井スーラのゴッホに対する嫉妬からくる意地悪な言い方もなんかわかる。努力している人が本当の天才をみて足を引っ張りたくなってしまう気持ち・・・?
三谷幸喜作品って笑いばかりではなく、こういった作品もあるんだーとビックリです。